「新下水道ビジョン加速戦略」を策定
~下水道の持続性確保と生産性の向上を図ります~
平成29年8月10日
国土交通省は、「新下水道ビジョン」(平成26年7月策定)後の社会情勢の変化を踏まえ、今後取組みを加速する施策をとりまとめた「新下水道ビジョン加速戦略」を策定しました。
本戦略では、官民連携の推進、下水道の活用による付加価値向上等8つの重点項目について、国が5年程度で実施すべき施策をとりまとめています。
「新下水道ビジョン
※」策定から約3年が経過し、人口減少等に伴う厳しい経営環境、執行体制の脆弱化、施設の老朽化などの課題が一層進行する一方で、海外水ビジネス市場の拡大など新たな動きが出ています。そうした社会情勢の変化を踏まえ、「新下水道ビジョン」の実現加速の観点から、国が選択と集中により取組む8つの重点項目について、5年程度で実施すべき施策を「新下水道ビジョン加速戦略」としてとりまとめました。
【8つの重点項目】(各項目の施策例については別紙を参照ください)
(a)新たに推進すべき項目
[1]官民連携の推進
[2]下水道の活用による付加価値向上
(b)取組みを加速すべき項目
[3]汚水処理システムの最適化
[4]マネジメントサイクルの確立
[5]水インフラ輸出の促進
[6]防災・減災の推進
(c)各施策の円滑な推進のための項目
[7]ニーズに適合した下水道産業の育成
[8]国民への発信
今後、本戦略で示した施策の実践と発信を通じて、下水道の持続性確保と生産性の向上に向けたスパイラルアップを形成し、国民生活の安定・向上につなげてまいります。
【資料】
1.新下水道ビジョン加速戦略 概要
2.新下水道ビジョン加速戦略 本文
「新下水道ビジョン加速戦略検討会」の配布資料及び議事概要は、以下URLより参照ください。
http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000510.html
※新下水道ビジョン:下水道の果たすべき使命と長期ビジョン、中期計画について、国土交通省・(公社)日本下水道協会が設置した「下水道政策研究委員会」(委員長:花木啓祐・東京大学大学院工学系研究科教授(平成26年7月当時))での審議を踏まえとりまとめ、平成26年7月に策定・公表。
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000250.html
お問い合わせ先
- 国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課課長補佐 末久 正樹
-
TEL:03-5253-8111
(内線34132) 直通 03-5253-8427 FAX:03-5253-1596
- 国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課企画調整係長 峯 健介
-
TEL:03-5253-8111
(内線34133) 直通 03-5253-8427 FAX:03-5253-1596
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