平成29年12月8日
国土交通省と環境省は、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs※1の目標達成に貢献するため、「アジア汚水管理パートナーシップ(AWaP※2)(仮称)設立準備ワークショップ」を、12月13日にミャンマー連邦共和国ヤンゴン市にて開催します。
ワークショップでは、アジアの汚水管理の現状や各国の知見を共有するためのAWaP設立に向け、参加国の政府関係者等と意見交換を行います。
SDGsの採択を受け、国土交通省と環境省が2016年7月に開催した「東南アジアにおける汚水処理推進のための流域管理に関する会議」
※3において、参加国間で汚水管理の取組に関する情報共有を定期的に行うことが合意されたため、「第三回アジア太平洋水サミット」に合わせ、AWaP(仮称)設立に向けたワークショップを開催することとなりました。
国土交通省と環境省は、AWaP(仮称)の活動を通じ、我が国主導によるアジアにおける汚水管理の主流化
※4に取り組んで参ります。
<開催概要>
1.日 時 : 平成29年12月13日(水)9:00~15:30
2.会 場 : ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市 メリアヤンゴンホテル
3.主 催 : 日本国 国土交通省、環境省
4.共 催 : ミャンマー連邦共和国 建設省、農業灌漑省、ヤンゴン市開発委員会
5.参 加 者 : 日本、ミャンマー、ベトナム、インドネシア、カンボジア、フィリピン政府関係者等
2017ミス日本「水の天使」 宮﨑あずさ
6.主なプログラム : アジアにおけるSDGsの達成に向けた汚水管理主流化の取り組み
AWaP(仮称)の設立に向けたディスカッション 等
(※1)SDGs:
Sustainable
Development
Goals(持続可能な開発目標)の略。
発展途上国のみならず先進国自身も取り組む2016年から2030年までの国際目標。
17ゴール・169ターゲットを掲げ、ターゲット6.3では「未処理汚水の半減を目指す」こととしている。
(※2)AWaP:
Asia
Wastewater Management
Partnership(アジア汚水管理パートナーシップ)の略
(※3)開催概要URL:http://gcus.jp/東南アジアにおける汚水処理推進のための流域管/
(※4)汚水管理の主流化:下水道等への投資の増加・法整備など、汚水管理を優先的な政策課題として位置づけること