平成22年11月24日
世界的な資源獲得競争の中、パナマ運河の拡張計画(2015年供用予定)とも相まって、一括大量輸送に向けた船舶の大型化がますます進展しております。
こうした中、我が国の経済活動や暮らしに欠くことのできない資源等の輸入について、拠点港湾に立地する企業と協同して、大型船での一括大量輸送による効率的な物流を行うための社会実験を、平成22年度に、実施することとしております。
今般、鉄鉱石、石炭について、以下のとおり、社会実験を実施することとなりましたので、お知らせいたします。
対象品目:鉄鉱石
実験内容:鹿島港、木更津港における鉄鉱石輸送船の複数港寄りによる社会実験
実験主体:関東地方整備局
協同企業:住友金属工業株式会社、新日本製鐵株式会社
対象品目:石炭
実験内容:徳山下松港、宇部港における石炭輸送船の複数港寄りおよび内航船によるフィーダー輸送による社会実験
実験主体:中国地方整備局
協同企業:宇部興産株式会社、株式会社トクヤマ、東ソー株式会社