令和5年9月27日
国土交通省は、国際コンテナ戦略港湾の競争力を強化するために「ヒトを支援するAIターミナル」の取組を深化させ、コンテナターミナルにおけるさらなる生産性向上と労働環境改善に向けた技術開発を推進すべく、令和5年3月1日から4月10日まで「港湾技術開発制度」における技術開発課題を公募いたしました。 今般、有識者等による審査を経て6件の技術開発課題を新規採択いたしましたので公表いたします。 |
我が国のコンテナターミナルにおける生産性向上や労働環境改善に資する技術開発テーマを4つ設定して、民間企業等に対して具体の技術開発課題を公募し、採択した技術開発課題については、国の委託研究開発として集中的に研究開発を推進します。
テーマ1:ターミナルオペレーションの高度化に関する技術開発(2件)
・AIを活用したコンテナ蔵置計画の最適化
・TOS高度化によるRFコンテナ管理の効率化と荷役安全性の確保に関する技術開発
※TOS:ターミナルオペレーションシステム
RF:Reefer Containerの略で、冷凍・冷蔵貨物の輸送に使用される特殊コンテナ
テーマ2:荷役機械の高度化に関する技術開発(2件)
・ガントリークレーンの遠隔操作化に関する技術開発
・RTGと構内シャーシの連携技術の開発
※RTG:Rubber Tired Gantry craneの略、タイヤ式門型クレーン
テーマ3:ターミナル内のコンテナ輸送の高度化に関する技術開発(1件)
・コンテナヤード内横持トレーラー運行の高度化に関する技術開発
テーマ4:港湾労働者の安全性や作業効率向上に関する技術開発(1件)
・不安全行動の定量的評価に基づく事故抑止ソリューション開発
制度の詳細や募集要領等の関連資料につきましては、以下の国土交通省HPをご参照下さい。
(URL:https://www.mlit.go.jp/report/press/port02_hh_000168.html)
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