平成25年2月8日
去る1月31日に開催された国際航路協会(PIANC)執行委員会において、若手最優秀論文賞であるDe Paepe - Willems賞を日本からの応募論文が受賞することが決定しました。この賞は、PIANCが年に一度技術的に最も優れた論文を選定し表彰するもので、我が国からの論文が受賞するのは今回が初めてであり、アジアでも初となる快挙です。
De Paepe - Willems賞は、論文投稿を通じて世界各国で活躍する若手技術者(40才未満)を育成することを目的とし、1985年にPIANCが制度を創設したものです。
受賞論文は、国際航路協会日本部会(PIANC-Japan)より公表されていますのでお知らせします。
(国際航路協会日本部会HP:http://www.pianc-jp.org)
<参考>
国際航路協会(PIANC(注))は1885年に設立された国際的な港湾・内陸水路に関する技術基準を定める国際機関であり、国連の諮問機関にも指定されています。国際的に著名な港湾・水路に係る2,000人の技術者、500団体が会員となっています。なお、PIANCの日本政府首席代表は国土交通省港湾局長であり、PIANC副会長は日本から輩出しています。
(注)国際航路協会(PIANC)は1998年度年次総会を経て、その正式名称を従来の"The Permanent International Association of Navigation Congress"から現在の名称"The World Association for Waterborne Transport Infrastructure"に変えた。しかし、永年親しまれてきた旧称のPIANCはそのまま協会の通称として使用し続けることとされた。
国際航路協会(PIANC)最優秀論文賞 受賞(PDF形式)
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