報道・広報

第14回北東アジア港湾局長会議ならびに第14回北東アジア港湾シンポジウムの開催結果について

平成25年11月13日

 平成25年11月9日(土)~11月11日(月)の間、第14回北東アジア港湾局長会議および第14回北東アジア港湾シンポジウムが韓国蔚山広域市で開催されました。

1.第14回北東アジア港湾局長会議

 ボーダレス化する世界経済において、国際物流は重要なテーマとなっており、特に世界の工場といわれている東アジア地域が世界の物流を牽引するまでになっています。その中心となる日中韓の港湾局長等が一同に集まり、第14回北東アジア港湾局長会議が韓国蔚山広域市で開催されました。会議では、まず各国の代表から三カ国の港湾行政に関する報告があり、活発な意見交換が行われました。さらに、作業部会では「北東アジアにおけるシャーシの相互通行の促進」、「北東アジアにおけるマリーナネットワークの構築」、「北東アジアの海上コンテナ輸送におけるRFID活用の促進」の三つのテーマについて報告が行われました。また、日本と韓国で行う共同研究として「沿岸環境の変化と対策の効果」を採択し、「北東アジアにおけるクルーズ振興」について、共同研究テーマとして議論することが決定されました。
 次回の第15回北東アジア港湾局長会議は中国側からの提案で平成26年に南京での開催の提案があり、了承されました。
 なお、北東アジア港湾局長会議は、1995年から1999年の間、年1回開催された日韓港湾局長会議をベースに、2000年より中国が加わり拡大したもので、今回で14回目の開催となります。

2.第14回北東アジア港湾シンポジウム

 局長会議翌日の11月11日には、第14回北東アジア港湾シンポジウムが開催されました。日中韓の官民の港湾関係者約150名が集まり、「港湾に関する物流ネットワーク及び情報ネットワークの促進」をテーマに三カ国の研究者から発表があり、その後発表者と参加者による熱心な質疑がなされました。さらに、蔚山港灣公社から蔚山港の紹介がありました。

お問い合わせ先

国土交通省港湾局産業港湾課国際企画室 中川、大山
TEL:03-5253-8111 (内線46464, 46463) 直通 03-5253-8679 FAX:03-5253-1651

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