平成26年11月28日
平成26年11月23日(日)~11月25日(火)の間、第15回北東アジア港湾局長会議および第15回北東アジア港湾シンポジウムが中国南京市で開催されました。
ボーダレス化する世界経済において、国際物流は重要なテーマとなっており、特に世界の工場といわれている東アジア地域が世界の物流を牽引するまでになっています。その中心となる日中韓の港湾局長等が一同に集まり、第15回北東アジア港湾局長会議が中国南京市で開催されました。会議では、まず各国の代表から「港湾の転換とアップグレード」をテーマとして、三カ国から報告があり、活発な意見交換が行われました。日本からは、港湾施設の戦略的な維持管理の取組について紹介を行いました。さらに、作業部会では「北東アジアにおけるマリーナネットワークの構築」、「北東アジアの海上コンテナ輸送におけるRFID活用の促進」、「北東アジアにおけるクルーズ振興」、「沿岸環境の変化と対策の効果」の四つのテーマについて報告が行われました。
なお、北東アジア港湾局長会議は、1995年から1999年の間、年1回開催された日韓港湾局長会議をベースに、2000年より中国が加わり拡大したもので、今回で15回目の開催となります。次回の第16回北東アジア港湾局長会議は、日本で開催される予定です。
局長会議翌日の11月25日には、第15回北東アジア港湾シンポジウムが開催されました。日中韓の官民の港湾関係者が集まり、「グリーンポート開発」及び「港湾と都市の調和のとれた発展」をテーマに三カ国の専門家から発表があり、その後発表者と参加者による熱心な質疑がなされました。また、南京港集団から南京港の紹介がありました。
第15回北東アジア港湾局長会議ならびに第15回北東アジア港湾シンポジウムの開催結果について(PDF形式:375KB)
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