報道・広報

2016年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港実績(速報値)

平成29年1月17日

 

2016年(1月~12月)の訪日クルーズ旅客数は前年比78.5%増の199.2万人、クルーズ船の寄港回数は前年比38.8%増の2,018回となり、いずれも過去最高を記録しました。


 ク ルーズ船は、寄港地を中心に一度に多くの観光客が訪れ、グルメ、ショッピングなど地域での消費が生まれるとともに、外国人観光客との交流が進展するなど、地方創生に大きく寄与します。
 国土交通省では、「明日の日本を支える観光ビジョン」(2016年3月30日)に掲げられた目標である「訪日クルーズ旅客を2020年に500万人」の実現に向け、今後も引き続きクルーズ振興に取り組んでまいります。

1.訪日クルーズ旅客数について

 我が国へクルーズ船で入国した外国人旅客数(訪日クルーズ旅客数)注1は、2015年に約111.6万人と初めて100万人を突破したところ、2016年は、前年比78.5%増の約199.2万人と更に大きく増加し、過去最高を記録しました。(図表1)

2.クルーズ船の寄港回数について

 2016年のクルーズ船の我が国港湾への寄港回数注2は、前年比38.8%増の2,018回(外国船社1,444回、日本船社574回)となり、過去最高を記録しました。(図表2)
 港湾別では、第1位:博多港328回(前年第1位:259回)、第2位:長崎港197回(前年第2位:131回)、第3位:那覇港193回(前年第4位:115回)となりました。(図表3)
  外国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数注2は、以下のとおりです。

(1)外国船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数について
 外国船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数注2は、中国からのクルーズ船の寄港増加などから、過去最高の1,444回となりました。(図表2)
 港湾別では、第1位:博多港312回(前年第1位:245回)、第2位:長崎港190回(前年第2位:128回)、第3位:那覇港183回(前年第3位:105回)となりました。(図表4)

(2)日本船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数について
 日本船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数注2は、574回となりました。(図表2)
 港湾別では、第1位:横浜港87回(前年第1位:88回)、第2位:神戸港72回(前年第2位:55回)、第3位:名古屋港31回(前年第3位:30回)となりました。(図表5)


(脚注)
注1 法務省入国管理局の集計による外国人入国者数の速報値で概数(乗員を除く)。
注2 本調査では、船内で1泊以上するクルーズ船の寄港回数を対象とし、日帰りクルーズは対象外とした。また、寄港回数には沖に停泊して乗客が通船で上陸した場合も含む。

添付資料

報道資料(PDF形式)PDF形式

資料(図表1~5)(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省港湾局産業港湾課 伊藤、中野、下岡
TEL:03-5253-8111 (内線46-422,46-423,46-424) 直通 03-5253-8672 FAX:03-5253-1651

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