報道・広報

カーボンニュートラルポート(CNP)形成に向けた施策の方向性をまとめました
~「CNP の形成に向けた検討会」中間とりまとめ等を公表~

令和3年8月31日

 

 国土交通省では、国際サプライチェーンの拠点かつ産業拠点である港湾において、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化等を通じてカーボンニュートラルポート(CNP)を形成し、
我が国の脱炭素社会の実現に貢献することとしています。
 今般、令和3 年6 月より開催している検討会の結果をとりまとめた「CNP の形成に向けた施策の方向性」(中間とりまとめ)等を公表します。
 
1. 概要
○我が国の輸出入貨物の99.6%を取扱う国際物流の結節点であり、CO2 排出量の約6 割を占める発電所、製鉄、化学工業等の多くが立地する産業拠点である港湾は、
  水素・燃料アンモニア等の輸入を含め、CO2 排出量削減の取組を進める上で、重要な役割を果たすことが求められています。
○国土交通省では、本年6 月より、「カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けた検討会」を開催し、CNP の形成に向けた取組の加速化を図る各種方策について、検討を行ってまいりました。
○この度、本検討会において、CNP の形成に向けた施策の方向性について中間とりまとめを行うとともに、国交省において、港湾管理者によるCNP の形成に向けた計画の策定を促進するため、
 CNP 形成計画策定マニュアル(ドラフト版)を作成しました。
○今後、中間とりまとめに示された施策の方向性に沿った取組を進めるとともに、本検討会において更に議論を深め、本年末を目途に最終とりまとめ及びマニュアル(初版)の公表を予定しています。

2. 中間とりまとめのポイント
○CNP の目指す姿は、「水素等サプライチェーンの拠点としての受入環境整備」と「港湾地域の面的・効率的な脱炭素化(港湾オペレーションの脱炭素化、
 臨海部立地産業との連携を含めた港湾地域における面的な脱炭素化)」。
○この目指す姿の実現に向けて、「CNP 形成の取組範囲」「港湾地域における官民一体となった取組」「水素等の大量・安全・安価な輸入・貯蔵等」等の10 項目について、取組の方向性をとりまとめ。

3. 添付資料
・資料1 CNP の形成に向けた検討体制等
・資料2 「CNP の形成に向けた施策の方向性中間とりまとめ」概要
・資料3 「CNP 形成計画策定マニュアル【ドラフト版】」概要
※中間とりまとめとマニュアルドラフト版については、以下のURL に掲載します。
URL:https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_fr4_000050.html
 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省港湾局産業港湾課 伊藤、的野、橋本、一瀬
TEL:03-5253-8111 (内線46-467、46-468、46-451) 直通 03-5253-8679 FAX:03-5253-1651

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