「メタノールバンカリング拠点のあり方検討会とりまとめ」を公表します
~世界の港湾・海運の脱炭素化の流れに対応~
令和7年3月13日
国土交通省港湾局では、我が国港湾の競争力強化と脱炭素社会の実現に必要なメタノールバンカリング(燃料補給)拠点の形成を目指し、「メタノールバンカリング拠点のあり方検討会」を設置し、設備や手続きの基準、拠点形成の課題と対応策等について検討を行ってまいりました。
このたび、検討で得られた知見のとりまとめを行いましたので、公表いたします。 |
【とりまとめのポイント】
〇世界の港湾・海運の脱炭素化の流れに日本が遅れを取ることは、日本の競争力を損なうという
危機感を持つ必要があるとの認識の下、次世代燃料の1つであるメタノールのバンカリング方
策をとりまとめ
〇メタノールバンカリングの実施にかかる
港長許可手続きの基準・安全対策等の考え方、メタノ
ール燃料船及びバンカリング船の設備及び船員の要件を明示
〇横浜港でのメタノールバンカリングシミュレーションから得られた知見の共有
〇メタノールバンカリング実施に向けたロードマップ
・短期的には、メタノールバンカリングの実施環境の整備状況の発信・認知度向上、既存設備
を活用したバンカリング経験の蓄積、需要の喚起
・中長期的には、需要の拡大に合わせたバンカリング専用船の確保、海外も含めたメタノール
バンカリングネットワークの形成、グリーンメタノールの供給体制の強化
〇本とりまとめにより、荷役作業中のバンカリング(SIMOPS)を含めた我が国における
メタノ
ールバンカリングの開始に向けた環境整備が完了、官民連携による取り組みの加速が期待され
る
とりまとめの骨子、本文、参考資料については、別紙をご覧ください。
[参考]メタノールバンカリング拠点のあり方検討会 開催状況
https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_fr4_000080.html
お問い合わせ先
- 国土交通省港湾局産業港湾課 庄司、後藤、宮﨑
-
TEL:03-5253-8111
(内線46-468、46-451) 直通 03-5253-8672
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