平成27年7月15日
国土交通省港湾局では、平成25年9月に「防波堤の耐津波設計ガイドライン」(以下、「ガイドライン」という。)を策定・公表しました。ガイドライン策定以降、概ね2年間が経過し、粘り強い構造など、耐津波設計に関する設計事例が蓄積され、技術開発も推進されてきたことから、耐津波設計を考慮した防波堤のよりいっそうの円滑な整備のため、ガイドラインの部分改訂の検討を開始します。
つきましては、下記のとおり、ガイドラインの改訂案の検討のため、「防波堤の耐津波設計ガイドライン・フォローアップ・ワーキンググループ」(以下、「WG」という。)を開催し、有識者から意見聴取を行います。また、防波堤の耐津波設計に資する、民間企業等で開発された新技術を公募し、WGの検討において必要と認められた場合は、これら新技術をガイドラインの改訂案に反映させる予定です。
なお、WGの検討結果をふまえたガイドライン改訂案は、ガイドライン策定時に開催した「港湾における防波堤・防潮堤の津波設計ガイドラインに関する検討会」において報告・審議されます。
1.防波堤の耐津波設計ガイドライン・フォローアップ・ワーキンググループ
・開催スケジュール
平成27年10月までに2回程度の開催を予定(詳細日時は後日案内)
・WG委員名簿(別紙1「委員名簿」参照)
2.防波堤の粘り強い構造に資する民間企業等の技術公募
・募集テーマ:
「防波堤の粘り強い構造に資する工法」
・応募条件・応募方法
以下の(1)~(3)全てに該当すること(詳細は別紙2「募集要項」参照)。
(1)募集テーマに即した内容であり、公共事業に適用可能な工法。
(2)合理的な設計・施工が可能となる設計方法・施工方法が提案されている工法。
(3)技術の成立性が確認でき、実際に使用可能な工法。 ※理論のみの技術は対象としません。
・応募期限: 平成27年8月5日(水)必着
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