平成27年12月22日
国土交通省港湾局では、平成25年9月に「防波堤の耐津波設計ガイドライン」(以下、「ガイドライン」という。)を策定・公表しました。ガイドライン策定以降、概ね2年間が経過し、粘り強い構造など、耐津波設計に関する設計事例が蓄積され、技術開発も推進されてきました。
そこで、耐津波設計を考慮した防波堤のよりいっそうの円滑な整備を目的に、平成27年7月に「防波堤の粘り強い構造に資する民間企業等の技術」を公募するとともに平成27年9月に「防波堤の耐津波設計ガイドライン・フォローアップ・ワーキンググループ」(以下、「WG」という。)を立ち上げ、ガイドラインの改訂作業を進めて参りました。
このたび、2回にわたるWGの検討を踏まえ「防波堤の耐津波設計ガイドライン(平成27年12月 一部改訂)」をとりまとめましたので、お知らせ致します。
記
1.改訂の主なポイント
(1)「粘り強い構造」の性能照査の考え方を充実
(2)新たな調査研究による知見の追加
(3)耐津波設計に関する設計事例の追加
(4)民間企業等で開発された新技術、知見の追加
2.改訂の概要:別紙参照
その他:
〇「防波堤耐津波設計ガイドライン(平成27年12月 一部改訂)」は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_tk5_000018.html)より入手可能です。
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