令和2年3月23日

国土交通省港湾局では、港湾の施設の点検診断を効率的に可能とするような点検技術を公募いたします。 提案のあった点検技術については、検証を実施の上、カタログとしてＨＰに掲載し紹介いたします。

 
国土交通省では、平成２５年を「社会資本メンテナンス元年」と位置付け、インフラ長寿命化計画(行動計画)を定め取組を進めて参りました。港湾におきましても行動計画に基づき「港湾の施設の維持管理計画策定ガイドライン」及び「港湾の施設の点検診断ガイドライン」等を策定し、予防保全型の維持管理へ転換を進めて参りました。
一方、港湾の施設は、外郭施設、係留施設、臨港交通施設、水域施設、荷捌き施設、保管施設、港湾環境整備施設など多種多様であるとともに、係留桟橋のように立ち入りが難しい箇所も多く、水中にある部材も多数存在するため、一巡目の点検サイクルでは、点検診断の進捗の遅れなどの課題も見えてきたところです。
そこで、港湾を管理する港湾管理者の人員・技術力不足や予算確保が厳しい中、港湾の施設の点検診断を効率的に可能とするような点検技術を下記のとおり公募いたします。
提案のあった点検技術については、検証を実施するとともに、検証された点検技術については、カタログとしてＨＰに掲載し紹介いたします。
   
公 募  期 間： 令和２年３月２３日（月） ～ ４月２４日（金）
 
公 募  内 容： 港湾の施設（外郭施設、係留施設、水域施設、荷捌き施設、保管施設、港湾環境整備施設）それぞれの点検の効率化が図られる技術
 
今後の予定： 提案者と定期的に意見交換会を実施し、提案技術の検証を行う