平成28年12月21日
我が国の海洋性レクリエーションの振興に向けて、マリーナ等におけるバリアフリー化やユニバーサルデザインの導入促進は重要な課題です。
民間では、障害者等が行うセーリング活動の支援や設備環境の改善に関する研究開発等を行う唯一の団体として、NPO法人日本障害者セーリング協会(PSAJ)があり、障害者が安全かつ快適にマリーナ施設を利用できる設備基準を定めた「マリーナ障害者用設備指針」を平成10年4月に発行されています。
(PSAJのホームページアドレス: http://parasport-sailing.jp )
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催等に向けて、高齢者や障害者の社会 参加への関心や意欲が高まり、バリアフリー化やユニバーサルデザインによる施設整備が 一層重要となることを踏まえ、PSAJが、指針を改定・拡充して、新たに『海の障害者 設備指針』を定めることになり、障害者セーリングの選手を含むマリーナの利用者が中心 となる研究会を10月に立ち上げて検討を開始したところです。
国土交通省港湾局及び国土技術政策総合研究所は、こうしたPSAJの取り組みが海洋性レクリエーションを振興するうえで重要な意義を有していることから、PSAJからの協力 要請を受けて、港湾施設の設計等の知見を生かし、検討に参画・協力することになりました。
今後、PSAJは、研究会や技術的検証を経て、平成29年夏頃に新たな指針をとりまとめ発行する予定です。
【別添1】マリーナにおけるバリアフリー化・ユニバーサルデザインのイメージ
【別添2】海の障害者設備指針研究会 構成員
【別添3】NPO法人日本障害者セーリング協会プレスリリース
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