平成30年1月24日
各国の地球温暖化対策が本格化する中、ブルーカーボン生態系※によるCO2吸収が注目されており、国土交通省港湾局は、その活用に関する検討を目的とした「ブルーカーボン研究会」を支援しています。平成30年1月30日(火)に開催される第4回研究会では、ブルーカーボン生態系による将来のCO2吸収量の見込みや、今後の取組の方向性について検討される予定です。 |
※ブルーカーボンとは海洋生態系に蓄積される炭素のことであり、そうした作用を有する生態系を「ブルーカーボン生態系」という。
世界各国で地球温暖化への対応が本格化する中、ブルーカーボン生態系によるCO
2吸収が注目されており、すでに一部の国では、CO
2吸収源対策として、ブルーカーボン生態系を活用するための取り組みが行われております。
このような背景の下、ブルーカーボン生態系の活用に関する検討を行う「ブルーカーボン研究会」が昨年度設立され、国土交通省港湾局も、浚渫土砂等の有効活用や官民連携による藻場・浅場の造成等の取組の知見を活かし、支援してまいりました。
同研究会では、今年度、ブルーカーボン生態系の活用に向けた課題の抽出とその対応策について検討しており、前回の研究会では、ブルーカーボン生態系と森林等の吸収源対策について、CO
2吸収能力やポテンシャル等の観点から比較を行い、その結果、ブルーカーボン生態系を地球温暖化対策計画における新たな吸収源対策として定めることを目標に検討を進める方針について確認されました。
今回の研究会では、これまでの検討結果や知見を踏まえ、ブルーカーボン生態系を活用による将来のCO
2吸収量の見込みや、今後の取組の方向性について検討される予定です。
<第4回ブルーカーボン研究会>
1.日時: 平成30年1月30日(火) 10:00~12:00
2.場所: AP新橋虎ノ門 11階Bルーム(東京都港区西新橋1-6-15)
3.事 務 局: (一財)みなと総合研究財団、(一財)港湾空港総合技術センター
4.その他: カメラ撮りは冒頭のみ可能です。また報道機関に限り、研究会終了後に佐々木座長から検討内容について
ブリーフィングを行います。会場の取材を希望される場合は、別添2の申込書により1月29日(月)17:00 までに
電子メールまたはFAXにて事務局へお申し込みください。