平成28年4月21日
平成28年熊本地震により、熊本港において、フェリーへ車が乗り込むために不可欠な可動橋や港へのアクセス道路等で大きな損傷が生じ、4月15日(金)から熊本港~島原港間のフェリーの運航ができない状況でした。
これを受け、国(国土交通省と港湾空港技術研究所)の調査団が緊急に損傷の調査を行い、この知見を踏まえ、国・熊本県が施設等の鋭意復旧を行い、1週間ぶりに、4月22日(金)朝から、同航路(九商フェリー(株)、熊本フェリー(株))の運航が再開できることとなりました。
今回の再開により、長崎方面、福岡方面へのバイパスルートが確保されることになり、震災対応物資の輸送などの時間短縮や道路混雑の緩和が期待されます。
(1) 今回の震災を受け、フェリーへ車両が乗り込むための可動橋の不具合、フェリーターミナルへのアクセス道路でも段差が確認されました。
(2) 4月16日、国(国土交通省と港湾空港技術研究所)の調査団が熊本港に入り、損傷した施設に関して緊急調査を行いました。
(3) この知見を踏まえ、熊本県と九州地方整備局(港湾空港部)が連携し、4月20日までに復旧が完了しました。
(4) 九州運輸局の航路運航に係る安全検査を終えて、今回の再開に至った次第です。
(1) 震災前と同様の水準にて運航が再開されます(16便/日、土日祝日は17便/日)。
(2) 今回の再開により、長崎方面、福岡方面へのバイパスルートが確保されることになり、震災対応物資の輸送などの時間短縮や道路混雑の緩和が期待されます。
報道発表資料(PDF形式)
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