報道・広報

「世界津波の日」にあたっての津波防災訓練の実施について
~チリ共和国と合同津波避難訓練等を行います~

平成28年8月8日

 国土交通省では、11月4日(金)にチリ国家緊急対策室(ONEMI)等と合同で、細島港(宮崎県日向市)において津波避難訓練等を行います。昨年「世界津波の日」が制定されたことを踏まえ、今回の訓練により津波対策の意識向上を図ります。

 昨年12月、ニューヨークで開催された第70回国連総会本会議で、11月5日を「世界津波の日」として制定する決議が全会一致で採択されました。これは、我が国をはじめ142か国が共に提案したものであり、この決議により、国際社会が津波対策の重要性について意識を高め、その対策が進むことが期待されています。
 その理念に基づき、津波災害への備えと迅速な対応を可能とするため、日本(宮崎県日向市・細島港)とチリ共和国(バルパライソ市)において、合同津波避難訓練等を下記の通り実施します。

                       記

【日時】:平成28年11月4日(金)午前(チリ側は11月4日(金):現地時間)
【場所】:細島港白浜地区(宮崎県日向市)(チリ側はバルパライソ市)
【主催】:国土交通省、チリ国家緊急対策室(ONEMI)
【共催】:宮崎県、日向市、バルパライソ市
【協賛】:JICA
【概要】
 ・南海トラフ地震に伴う細島港への津波襲来を想定し、防災訓練を実施。
 ・当該津波が太平洋を伝播したと想定し、チリにおいても津波避難訓練を実施。
 ・チリから津波防災関係者を招待するとともに、日本から専門家等を派遣予定。

[第1部]合同津波避難訓練(チリとの合同訓練)
 ・避難訓練:津波襲来から身を守るため、より高所へ避難(細島港臨港地区事業者、地元小学生等)
[第2部]初動対応等訓練
 ・初動対応訓練:災害時の初動対応として、災害対策本部や支部を設置、通信の確保、防災ヘリによる情報収集を実施
 ・救難訓練:被災者捜索・救助訓練を実施
 ・航路啓開活動訓練:津波襲来後の被災状況調査、暫定航路啓開に向けた一連の活動訓練を実施
 ・緊急物資輸送訓練:災害時に安全が確認された岸壁により、海上からの緊急物資、緊急資機材の受入訓練を実施

添付資料

報道発表資料(PDF形式:124KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省港湾局 海岸・防災課 菊地、藤田
TEL:03-5253-8111 (内線46752) 直通 03-5253-8689 FAX:03-5253-1654

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