平成23年5月26日
東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動により、宮城県の沿岸部では広範な地盤沈下が発生しています。
また、津波により、堤防等の施設が破壊され、高潮等に対する安全性が著しく低下していることから、航空レーザ計測等※1により得られたデータより、宮城県沿岸の地盤高を把握し、海面との高さの関係を整理しましたのでお知らせします。
地震後にはこれらの地域において、海抜0m※2以下、大潮の満潮位※3以下、過去最高潮位※4以下の面積※5が増加しており、それぞれ、56 km2、129km2、216 km2 となっています。
※1 一部現地測量等の成果を使用して補正
※2 東京湾平均海面(T.P.±0m)
※3 朔望平均満潮位:新月および満月の日から5 日以内に現れる各月の最高満潮面の平均値。ここではT.P.+0.7m
※4 T.P.+1.58m (観測所:仙台新港験潮所1980~2010 の統計)をT.P.+1.6m として算出
※5 面積は、国土地理院発表の津波到達範囲(浸水範囲)内のみを計測。小数点第一位を四捨五入
※ 同様の発表を、東北地方整備局、宮城県より宮城県政記者会、東北電力記者クラブ、東北専門記者会に対し実施しております。
【記者発表】宮城県沿岸部における地震に伴う地盤沈下について(PDF形式:125KB)
地盤高の状況(宮城県沿岸全域)(PDF形式:1224KB)
地盤高の状況(宮城県中部地区)(PDF形式:952KB)
(参考)地盤高の状況(宮城県中部拡大図)(PDF形式:5429KB)
地盤高の状況(宮城県北部地区)(PDF形式:916KB)
(参考)地盤高の状況(宮城県北部拡大図)(PDF形式:1852KB)
宮城県中部地区標高図(PDF形式:376KB)
宮城県北部地区標高図(PDF形式:366KB)
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