平成23年6月8日

　６月の土砂災害防止月間行事の一環として、地域住民、市町村、都道府県、国、防災関係機関による「土砂災害・全国統一防災訓練」を６月１２日（日）を統一実施日として全国的に実施します。

・本訓練は、平成１８年度から実施し、今年で６回目となります。
・今年は、昨年７月の広島県庄原市や１０月に鹿児島県奄美地方等において、集中豪雨により数多くの土砂災害が発生したこと踏まえ、昨年度に引き続き災害時要援護者関連施設において避難訓練を実施するなど、全国約２６０市町村で避難訓練等を実施します。
・６月１２日（日）の統一実施日には、全国７４市町村において、約１４，３００人が参加して避難訓練等を実施します。（資料1-1）
・全国約１，１７０市町村において６月を中心に情報伝達訓練を実施します。（資料1-2)

訓練のポイント
［1］近年、土砂災害が発生した地域や土砂災害防止法による土砂災害警戒区域等の指定がされた地域での実施
［2］情報伝達、及び土砂災害警戒情報を活用した避難勧告の発令
［3］災害時要援護者を主体とした住民避難訓練、及び消防団、自主防災組織等による避難支援
［4］消防、自衛隊等による孤立化集落からの住民救出訓練
［5］地震後の土砂災害危険箇所等緊急点検に備えた点検訓練

１．実施日 平成２３年６月１２日（日）（統一実施日）
２．実施主体等 市町村、都道府県、国土交通省
３．参加機関
　　［1］対象地区の地域住民、自主防災組織、消防団、砂防ボランティア等
　　［2］市町村、消防署等
　　［3］都道府県本庁土木事務所等
　　［4］国土交通省砂防部、地方整備局、事務所等