報道発表資料：（財）高速道路交流推進財団の保有資産の還元について

（財）高速道路交流推進財団の保有資産の還元について

平成20年9月8日

　国土交通省においては、平成２０年１月２３日参議院本会議における大臣答弁に基づき設置した

「サービスエリア等資産譲渡代金の還元策に関する検討委員会」の報告（平成２０年７月２５日）を

踏まえ、本日、（財）高速道路交流推進財団に対し、技術的な検討を行った下記の使途について

高速道路利用者へ還元することを要請したので、お知らせします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

　１．スマートＩＣ（インターチェンジ）を整備する地域に対する支援

　　　スマートＩＣの設置を契機として地域の活性化を図ろうとする地方公共団体に対し、案内標識の

　　整備等に係る費用を助成する。

　２．ＥＴＣの普及促進

　　　スマートＩＣ利用に不可欠であるとともに、ＣＯ２低減や渋滞解消にも資するＥＴＣの普及促進の

　　ため、地方公共団体等の普及促進事業に対する支援や、初期負担の軽減のための支援を行う。

　３．分かりやすい道路交通情報提供システムの整備／安全運転支援システムの整備

　　　道路交通情報提供による渋滞・交通事故防止を図るため、一般高速道路利用者をモニターと

　　したプローブ情報から生成した道路交通情報を提供した際の運転行動への影響等を検証する実

　　験を行う。