報道・広報

第8回ベトナム高速道路セミナーの開催結果について

平成27年2月2日

 この度、国土交通省では、ベトナム交通運輸省とともに、第8回ベトナム高速道路セミナーを開催いたしましたので、お知らせいたします。
 本セミナーは、南北高速道路等ベトナムの道路整備推進のため、日本の建設・管理・運営に関するノウハウを紹介するとともに、ベトナムの道路分野の最新動向を把握することを目的としております。2008年3月にベトナム・ハノイにて第1回セミナーを開催し、以降、日越交互に毎年開催しております。
 

《第8回ベトナム高速道路セミナー》
(1)日程  平成27年1月29日(木)10:00~17:00
(2)会場  東京都港区 三田共用会議所・第3特別会議室
(3)主催  国土交通省、ベトナム交通運輸省(共催)
(4)出席者(約50名)
 [日本側]     国土交通省 道路局長 深澤 淳志
                      官房審議官(道路) 佐南谷 英龍
                    道路局企画課長 石川 雄一
                    総合政策局海外プロジェクト推進課長 七條 牧生
         JICA
         中日本高速道路(株)
         日本高速道路インターナショナル(株)         ほか
 [ベトナム側]交通運輸省 副大臣 グエン・ゴック・ドン
                 在京ベトナム大使館                    ほか
 
(5)結果概要
 セミナーでは、道路の老朽化対策、高速道路の計画と効率的な整備、大型車両対策と舗装の耐久性、ITSの活用と展開などについて日・ベトナム双方から発表が行われ、活発な意見交換が行われました。
【ベトナム側発表】

  • 総延長6,400kmの高速道路計画の改定案が紹介され、南北高速道路や国際港湾へのアクセス道路など優先順位の高い路線2,700kmを2020年までに整備することなどが示されました。
  • 道路のわだち掘れの現状が報告され、品質確保のための体制作りや大型車両対策などの必要性について言及されました。
  • ITSの現状と規格化などの今後の展望やGPSを用いた大型車両のモニタリングシステムなどが紹介されました。
【日本側発表】
  • 道路構造物の老朽化の現状とその対策について報告しました。
  • 日本における大型車両の取締り、ASEANの国際回廊を対象とした舗装基準や大型車両の取締りに関する共同研究について紹介しました。
  • 暫定2車線高速道路の設計基準や安全対策、東名高速道路の路肩活用による3車線化の概要を説明しました。
  • ITSを用いて「道路を賢く使う」取組みや日本企業が受注したベトナム南北高速道路のITSプロジェクトの進捗状況を報告しました。
 
 セミナーを通じて、両国の道路分野の最新情報を共有できたとともに、今後の相互協力を再確認することができました。セミナーで得られた成果を関係者間で共有し、ベトナムの道路整備の推進や日本企業の海外展開を支援して参ります。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省 道路局 企画課 富山・宮田・城 
TEL:(03)5253-8111 (内線37542, 37555, 37556) 直通 03-5253-8906 FAX:03-5253-1618

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