報道・広報

第2回日印道路交流会議の開催について(報告)
~山岳道路に関する政策・技術を議論~

平成27年6月4日

この度、国土交通省では、インド国道路交通省とともに、東京において、「第2回日印道路交流会議」を開催致しました。
 
(1)日程:平成27年5月28日(木) 10:30~17:20
(2)会場:国土交通省会議室
(3)主催:国土交通省、インド・道路交通省(共催)
(4)出席者(約40名)
[日本側]国土交通省道路局長              深澤 淳志
      大臣官房審議官(道路)             佐南谷 英龍
      総合政策局海外プロジェクト推進課長     平井 節生
      道路局企画課国際室長             中野 穣治
                                         ほか
[インド側]NHIDCL   総裁         アーナンダ・クマール
       NHIDCL    課長(財務担当)  サンジェイ・ジャジュ
       道路交通省 局長(国際担当)  ニラジ・ヴェルマ
                                         ほか

※日印道路交流会議・・日印道路交流会議は、昨年のインド国モディ首相の来日に合わせ昨年9月1日に締結した
               「道路および道路交通に関する協力枠組」において設置が合意され、昨年10月30日に、
               インド国ニューデリーにおいて第1回会議を開催しました。
 
※NHIDCL・・National Highway and Infrastructure Development Corporation Ltd.
        インド北東州(アッサム州、マニプール州、メガラヤ州、ミゾラム州、ナガランド州、トリプラ州)と
        戦略的国境地域における国道の整備・管理を行うインド道路交通省の機関(2014年9月設立)
 
(5)会議概要
 昨年の首脳会談で合意されたインド北東州の道路整備に対する協力を念頭に、日本側からは道路防災対策及び山岳部における道路建設技術等について、インド側からは道路交通省における政策とNHIDCLの設立についてそれぞれ発表し、意見交換を行いました。
 会議では、双方からの発表に対して活発な意見交換が行われ、インド側出席者は同国内で事例が少ない法面防災や耐候性鋼材等の技術に強い関心を示しました。また、新設されたNHIDCLの機構や事業実施方針に関して、今後のプロジェクトに対する日本企業の参画を念頭に、資金調達方法を含めた道路整備手法や契約方式などについて具体的な議論が行われました。
 会議の結果、インド北東州の道路整備の計画・実施において日本の経験・技術を活用していくため、引き続き協力を推進していくことを確認しました。
 
[インド側発表]
・国道整備の計画・現状、資金調達方法を含めた道路整備手法、NHIDCLの業務概要
[日本側発表]
・道路防災に関する政策・技術の概要
・JICAが実施しているインド北東州の道路整備に関する調査報告
・道路構造令の地方部における柔軟規定とその運用状況
・道路土工の技術基準、道路の災害対策
・法面対策・補強土壁・地すべり対策・高速道路トンネル・耐候性鋼橋に関する技術

 

添付資料

記者発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省 道路局 企画課 国際室  富山、児玉
TEL:(03)5253-8111 (内線37542、37555) 直通 03-5253-8906

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