令和7年4月1日
山岳トンネル工事では、切羽鏡面からの肌落ち等による労働災害の発生頻度が高いこと、 また、建設業界における労働者の減少や熟練技術者の不足が課題となっており、施工の自 動化・遠隔化技術の普及・促進による省力化が求められています。 このような中、トンネル発破掘削に係る作業が複雑などの理由から、技術開発がなかな か進んでいない状況です。 以上のような現状を踏まえ、より一層の開発・活用の促進に向けて、山岳トンネル工事 の発破作業を対象とした自動化・遠隔化技術を公募のうえ、応募された全20技術につい て、技術の概要や詳細を「技術概要票」や「技術カタログ」で整理するとともに、各技術 の導入により期待される安全性や生産性の向上効果を整理した「性能確認結果」等で構成 する 中間とりまとめ(案)としてとりまとめましたので公表します。 今後、中間とりまとめ(案)を踏まえ、実用化された技術については、実工事現場での 試行を通じ、効果や課題の検証を行い本格導入や普及に向けた取組を進めます。また、開 発中の技術についても、適宜、現場での試行により実用性の検証を通じた改善が行われ、 更にはこれらの技術情報を含めた 本中間とりまとめ(案)の充実を予定しています。 |
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