報道・広報

フィリピン国において「道路建設・O&M(運営・維持管理)に関するビジネスワークショップ(第4回)」を開催しました
~両国の道路分野における官民の技術協力を更に推進~

令和7年12月12日

 令和7年12月2日、フィリピン国マニラにおいて、国土交通省はフィリピン公共事業道路省と「道路建設・O&M(運営・維持管理)に関するビジネスワークショップ(第4回)」を開催しました。ワークショップでは、両国から道路建設・O&Mに関する技術や取組等の発表を行い、両国民間企業のビジネスマッチングを促進する交流会も実施しました。
 今後も、国土交通省は、両国の道路分野における官民の技術協力を更に推進していきます。

 本ワークショップは、令和4年10月4日に第1回を開催し、両省の大臣間で締結を行った
「道路トンネルの建設・O&Mに関する協力覚書」に基づき、毎年開催しているものです。

■第4回ワークショップの結果概要
(1)開催日/場所:令和7年12月2日(火)/ フィリピン国マニラ ダイヤモンドホテル
(2)出席者:144名(日本側71名、フィリピン側73名) 両国の民間企業等45社
 [日本側]国土交通省 大臣官房審議官(道路) 富山 英範 ほか
      在フィリピン日本国大使館 経済公使 横田 直文
      独立行政法人国際協力機構 フィリピン事務所次長 森島 崇典
      参加企業:➀中日本高速道路株式会社 ➁首都高速道路株式会社
           ➂JFEエンジニアリング株式会社 ➃東亜道路工業株式会社
           ➄株式会社IHIインフラシステム ➅酒井重工業株式会社
           ➆株式会社創発システム研究所(発表順) ほか
 [フィリピン側]公共事業道路省 上級次官 エミル・K・サダイン
                 道路管理第1局 局長 メルチョール・B・カビリング
                 道路管理第2局 局長 ベンジャミン・A・バウティスタ ほか
         フィリピン国内民間企業
 
ワークショップ会場の様子 発表者等の集合写真


(3)議事概要:
 ・公共事業道路省より、フィリピンにおけるトンネルプロジェクトや将来の道路PPPプロジ
  ェクト、過去に日本の支援で建設した橋梁の更新に係るニーズ、新たな用地取得法等の
  説明が行われ、国土交通省と日本の高速道路会社より日本の道路維持管理政策やトンネ
  ル工事の安全対策、都市内におけるシールド工法等を紹介しました。

 ・本邦企業5社から「道路・橋梁分野の取組」や「道路分野における先進技術の活用・推
  進」をテーマに日本の取組を紹介し、意見交換を実施しました。

 ・ワークショップ終了後には、両国民間企業のビジネスマッチングを促進する交流会を実
  施しました。

 ・ワークショップを通じて、両国の道路政策や道路プロジェクト、本邦関連技術を共有す
  るとともに、今後も両国間の協力の具体化に向けて、技術交流を継続していくことを確
  認しました。
 
国土交通省 富山審議官による挨拶 公共事業道路省 サダイン上級次官の挨拶


 

 

添付資料

報道発表資料(PDF形式:541KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省 道路局 企画課 国際室 仲谷、矢部 
TEL:03-5253-8111 (内線37542) 直通 03-5253-8906

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