平成28年5月16日
インフラメンテナンス国民会議(仮称)の設立に向け、インフラメンテナンス分野に関心のある民間企業や団体の方を募集し、国民会議の青写真について意見交換会を開催しましたので、その結果概要をお知らせします。 |
1 開催日及び出席企業・団体数
平成28年 4月15日(金) 17者
4月22日(金) 18者
4月25日(月) 18者
4月27日(水) 16者
計69者
2 出席者の内訳
(1)業種別 |
(2)企業規模別 |
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※大企業および中小企業は、中小企業基本法の分類(製造業その他)を参考に、「資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人」で分類。なお、株式会社および有限会社以外の組織はすべて、その他団体とした。
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意見交換会(4/22)の様子 |
意見交換会(4/25)の様子 |
3 結果概要
4月22日及び27日には、宮内政務官も出席し、インフラメンテナンスに取り組む民間企業や団体の方と意見交換を行いました。意見交換会において、インフラメンテナンス国民会議(仮称)の青写真について参加者の方からいただいた主な意見は以下のとおり。
〈異業種交流〉
○ オープンイノベーションの考え方に賛同。
○ 法律、商法、金融など、異分野の人々と相談できる機会が欲しい。
○ インフラメンテナンスに関わる保険制度の構築に携わりたい。
○ 異業種の情報が得ることのできる会議体、大手業者と地方の業者との連携をテーマとした会議体が必要。
○ 知的財産権に関する整理が必要。
○ 各分野にまたがり、全体を統括できる人材が必要。
〈メンバー〉
○ 地方公共団体や地方の大学の参加が必要。
○ 参加者の役割分担の整理が必要。
○ 市民、地域コミュニティの巻き込み方が重要。
〈将来像〉
○ 国民会議でインフラメンテナンスの将来ビジョンを作ることが大事。
○ 国民が主体となって維持管理に取り組むことが重要。
○ 技術力を有した人材の育成に取り組むべき。
〈理念普及〉
○ 維持・補修は新築のような外観の派手さが少ないため、国民会議を通してその重要性を示し、魅力ある人材を輩出できる場にして頂きたい。
○ 国民にインフラメンテナンスの普及をしっかりやって欲しい。
〈海外展開〉
○ 資材の製作技術等の知財の保護について検討してもらいたい。
○ 建設、運営等含めた上流からのパッケージとしての展開も重要。
○ アジアやアフリカなどの途上国でビジネスチャンスがある。
○ 各国の制度に関する情報交換ができる機会になれば良い。
4 配布資料
添付のとおり