平成25年11月20日
大量の輸送需要が発生し、輸送機関等に人流・物流が集中する年末年始は、ひとたび事故等が発生した場合には大きな被害となることが予想されます。
このため国土交通省では、陸・海・空にわたる輸送機関等において、経営トップを含む幹部の強いリーダーシップの下での自主点検等を通じ、安全確保及び事故防止の徹底を図るとともに、テロ対策及び新型インフルエンザ等対策に万全を期するため、「平成25年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」(以下「総点検」という。)を実施します。
平成25年12月10日(火)~平成26年1月10日(金)〔※毎年この時期に実施〕
陸・海・空にわたる輸送機関等(鉄軌道交通、自動車交通、海上交通、航空交通、利用運送業、気象業務、宿泊施設、旅行業)について、安全管理・安全対策等の実施状況、関係法令等の遵守状況、施設等の点検整備状況、テロ対策及び新型インフルエンザ等対策の実施状況等を点検します。
今年度の総点検においては、以下の4点を特に留意して行います。
○ 安全管理(特に過労運転の防止対策、運転者等に対する指導監督体制)の実施状況
○ 自然災害、事故等発生時の乗客等の安全確保のための通報・連絡・指示体制の整備・構築状況
○ テロ防止のための警戒体制の整備状況、テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備状況及びテロ発生を想定した訓練の実施状況
○ 新型インフルエンザ対策の実施状況
国土交通省では、総点検が所期の目的を達成することができるよう、輸送機関等の事業者等に適切な点検を行うよう指導するほか、期間内に国土交通省職員による現地確認を実施することとしています。