平成21年6月1日
OECD加盟国を中心とした各国の交通大臣及び著名な有識者・経済人が参加して、交通政策に関するハイレベルかつ自由な意見交換を行う国際交通フォーラム(ITF)第2回会合が、下記の通り開催されましたのでお知らせいたします。
【1】本会合では、今回の経済危機が交通に与える影響の深刻さを踏まえつつ、景気刺激策に交通プロジェクト投資を盛り込むことの重要性を確認するとともに、各国交通大臣は、保護主義の阻止、環境面で持続可能な交通の整備、交通インフラへの長期的投資の確保、世界的なサプライチェーンの信頼性・安全性の向上等に向けて一層協調して行動しなければならないとする「キーメッセージ」が採択されました。
【2】また、アジアで初めて日本が、2012年のフォーラム議長国に選出されました。今後、我が国としては、本フォーラムの活動にイニシアティブを発揮していきます。
記
1.日 程 : 平成21年5月26日(火)~29日(金)[現地時間]
2.場 所 : ドイツ ライプチヒ
3.テーマ : グローバル経済にとっての交通-経済危機下における挑戦と機会-
4.出席者 : 欧米諸国(独・仏・露・英・EC・加・米等)などの交通大臣、国際機関、民間企業、大学等
我が国からは宿利国土交通審議官が出席
5.会合の成果 : 「キーメッセージ」を採択(別紙参照)
会合の詳細については、ITFのホームページでもご覧いただけます。(http://www.internationaltransportforum.org/2009/forum2009.html)