報道・広報

第2回日・インド建設会議の結果概要について

平成24年11月12日

1.趣旨

 国土交通省は、去る10月31日、インド国家計画委員会及びインド建設産業振興評議会(CIDC)とともに、インド・ニューデリーにおいて「第2回日・インド建設会議」を開催した。
 本会議は、両国建設業の交流・相互理解の促進を図ることを目的として開催されたもので、我が国建設企業より、「建築に係る省エネ・環境技術」、「軟弱地盤の改良工法」等の優れた建築・土木技術等の紹介、インド国家計画委員会より「第12次五カ年計画」の概要説明、インド政府関係団体等により各インフラプロジェクトの紹介等を行うとともに、両国建設企業等によるビジネスマッチングも行った。
 なお、本会議に続き、増田国土交通審議官がアルワリア・インド国家計画委員会副委員長(閣僚級)を表敬訪問し、インフラ分野をはじめとする両国協力関係の一層の発展について確認した。

2.日時

 平成24年10月31日(水) 9:30~15:00

3.場所

 ホテル・ザ・クラリッジ・ニューデリー (インド・ニューデリー)

4.主な参加者

 (1)日本側
    国土交通省 増田 優一 国土交通審議官
    国土交通省 米津 雅史 総合政策局国際政策課 国際建設産業企画官
    外  務  省 八木   毅 駐インド日本国大使 ほか
    日系建設企業 等 
 (2)インド側
    インド国家計画委員会    アルン・マイラ委員
    インド建設産業振興評議会 チャンダー・バルマ会長 ほか
    インド建設企業 等

5.会議概要

 (1)挨拶(抜粋)
・ 東日本大震災に対するインド政府及びインド国民からのご支援に感謝している。日印国交樹立60周年という節目の年に会議を開催することは大変有意義である。インドは、高速道路や貨物鉄道等のインフラ整備により人流・物流網が拡大、効率化することで、将来ますます有望な市場として期待されることになる。その中で、我が国建設企業の有する優れた技術力を活用し、インフラ整備を推進されることを期待している。本日の会議が、両国の建設産業の協力関係の発展に向け実り多いものとなり、両国の友好・協力関係の益々の発展に貢献するよう祈念している。(増田国土交通審議官)

・ 貴国第12次5カ年計画での「速効性のある、持続可能で包括的な成長実現」に向け、我が国は、製造業だけでなくインフラ関連企業も含め貢献できると確信している。日印国交樹立60周年という節目の年に開催される本会議が、両国建設業の活発な交流を促進して相互理解を深め、今後の両国の建設企業のコラボレーションに繋がることを期待する。(外務省・八木駐インド日本国大使)

・ インドの建設業は、日本の建設業が持つ最新技術のみならず、事業計画の立案・実行力、組織力、調整力等学ぶべき点は多い。第12次5カ年計画では、前回のおよそ倍額のインフラ投資を予定している。日本からの投資に期待したい。(アルン・マイラ・インド国家計画委員会委員)

  (2)講演
 日本側からは、建設企業の有する「建築に係る省エネ技術」や「軟弱地盤の改良工法」等について説明がなされた。インド側からは、計画委員会よりインド第12次5カ年計画の概要の説明や、インド政府関係団体等によるインフラプロジェクト等について説明がなされた。
  日 本 側:「建築に係る省エネ技術」(清水建設)、「軟弱地盤の改良工法」(東亜建設工業)
  イ ン ド側 :「第12次5カ年計画について」(計画委員会)ほか、ジャワハルラル・ネルー港湾公社、バンガロールメトロ等より事業概要や今後の計画等について講演

添付資料

第2回日・インド建設会議結果概要(PDF形式:189KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際政策課国際交渉官 青木
TEL:03-5253-8111 (内線25205) 直通 03-5253-8314
国土交通省総合政策局国際政策課国際建設分析官 四反田
TEL:03-5253-8111 (内線25215) 直通 03-5253-8314
国土交通省総合政策局国際政策課経済連携係長 小林
TEL:03-5253-8111 (内線25226) 直通 03-5253-8314

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