平成25年7月8日
本年9月5日東京において開催する、第8回APEC交通大臣会合の基本構成が下記の通り決定しましたので、お知らせいたします。本会合は初の日本開催であり、太田昭宏国土交通大臣を議長としてAPEC域内のヒト・モノの移動の効率化、活性化を通じた成長への貢献に向け、APECの21エコノミー(※)の交通大臣等が議論をし、大臣宣言を発表する予定です。また、我が国の優れた交通インフラを大臣等の出席者に紹介するため、陸・海・空の幅広い分野に関するテクニカルツアーを予定しています。
※注 APECの参加メンバーには、日本やシンガポールなどの「国」以外に、中国香港やチャイニーズ・タイペイといった「地域」も入っています。こうしたことから,参加国や地域のことを「エコノミー」または「メンバーエコノミー」と呼んでいます。
平成25年9月5日(木) 交通大臣会合
9月6日(金) テクニカルツアー
※9月4日には、内外のビジネスリーダーにお集まりいただき、交通大臣会合のテーマを念頭に、官民それぞれの役割や政府への提言などについて討議するビジネスフォーラムの開催を予定しています。議論の結果は大臣会合に報告します。詳細については現在調整中であり、追って発表いたします。
東京 ホテルニューオータニ
本年の交通大臣会合は、「APEC域内の高質な交通を通じた連結性※1(コネクティビティ)の強化」をテーマとして、以下のような議題について議論します。議論の結果は大臣宣言として発表する予定です。
主な議題:
・ セッション1 : 連結性の向上
・ セッション2 : インフラ整備の促進
・ セッション3 : 質の高い交通(“Quality Transport” ※2)の追求
※1 連結性(コネクティビティ)とは、ヒト・モノ・カネの自由な動きを推進するため、ハード面やソフト面において、APEC地域が物理的・制度的によりよくつながりあうことをさしています。今年のAPEC首脳会議のメインテーマの一つとなっています。
※2 “Quality Transport”とは、安全、安心、便利な交通システムづくりを目指すという概念をさしています。
20エコノミーの大臣・代表団にわが国の交通インフラを紹介するため、次の6コースを用意しています。
[1]自動車コース
首都高速交通管制センター → 日産自動車追浜工場(EVの製造現場視察、試乗)
[2]高速鉄道コース
東京駅及び構内 → JR東海 新幹線乗車 → リニア・鉄道館(名古屋)
[3]航空コース
羽田空港(空港施設・管制、ターミナルビル、D滑走路)
[4]海事コース
横浜港コンテナターミナル(南本牧埠頭) → 海ほたる → 三井造船 千葉事業所
[5]都市交通コース
東京スカイツリー(建築技術・まちづくりの説明)→ 東武スカイツリーライン乗車 → 浅草 → 隅田川・東京港(水上バスから視察)→ お台場
[6]高速鉄道・東北復興コース
東京駅及び構内 → JR東日本 新幹線乗車 → 東北地方整備局(震災・復興について説明) → 野蒜駅(被災地:仙石線) → 新幹線総合車両センター(車体整備工程視察)
オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、中国、中国香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、
シンガポール、チャイニーズ・タイペイ、タイ、アメリカ、ベトナム
第8回APEC交通大臣会合の開催について(PDF形式)
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