第８回 国際交通大臣会議（ITF）の開催概要について
平成27年6月1日
平成27年５月27日（水）～29日（金）の間、ドイツ連邦共和国ライプチヒ市において、第８回国際交通大臣会議（ITF）が、下記のとおり開催されました。
「交通、貿易と観光」をテーマに、貿易量や観光客数の増加による世界的な交通需要増への対応と、環境面などの社会経済的負荷への対応が両立可能な交通のあり方について、様々な角度から議論が行われました。
（１）大臣セッション
本会合では、加盟国大臣による政策宣言（大臣宣言）として「交通、貿易と観光」を採択しました。この宣言では、地球規模の貿易・観光を可能にする交通のあり方、交通需要増に対応する環境対策・安全対策のあり方、新技術の活用や規制のあり方、交通・貿易・観光に関する施策の連携のあり方等、各国共通の政策課題について加盟国大臣間で認識を共有しました。
（２）大臣ラウンドテーブル（航空保安分野）
武藤国土交通審議官を含む12名の各国大臣・企業参加者等が、航空旅客数が増加する一方で航空保安への脅威が高まっている現状において、旅客への負担を最小限にしつつ保安レベルを高めるためにはどのような取組みが可能かについて議論を行いました。
※国際交通大臣会議（ITF：International Transport Forum）は、2007年に発足した国際枠組みです。2008年以降、毎年交通政策に関する方向性を打ち出すことを目的として、加盟国（57か国）の交通担当大臣、交通関連企業のCEO級、学識経験者等が集まり、世界全体にとって戦略的に重要なテーマを取り上げて議論しています。
※なお、会合全体の詳細については、ITFのホームページでもご覧いただけます。 （http://2015.internationaltransportforum.org/）
添付資料
第８回 国際交通大臣会議（ITF）の開催概要について（PDF形式）
お問い合わせ先
- 国土交通省総合政策局国際政策課 宮川、中西
- TEL：03-5253-8111 （内線25715） 直通 03-5253-8312 FAX：03-5253-1561
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