平成30年9月10日
国土交通大臣は、平成30年8月31日、(株)海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)が、米国テキサス高速鉄道事業を支援するための資金拠出(約101億円)を行うことについて、認可しました。本支援を通して、日本の新幹線システムを活用したテキサス高速鉄道事業の実現を大きく後押しする効果が期待されます。
本事業は、米国の民間企業であるテキサス・セントラル・パートナーズ(TCP)が事業主体となって進められている、日米インフラ協力の象徴的なプロジェクトであり、国土交通省においては、平成27年11月にJOINからTCPへの出資(約49億円)についての大臣認可を行うなど、これまでも積極的に支援を行って参りました。
この度、本事業をより一層促進させるため、平成30年8月31日付けで、JOINが(株)国際協力銀行(JBIC)と共同で設立した、特別目的事業体(SPV)を通じて、鉄道事業の運営を担うTCPの子会社であるTCRHに対して、新たに約101億円の資金拠出を行うことにつき、認可を行ったところです。
これにより、JOINとJBICが共同で本事業に支援を行う体制が整えられたことで、本テキサス高速鉄道事業の実現に向けた支援体制が強化されることとなります。
報道発表資料(PDF形式)
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