平成31年1月25日
石井大臣は1月22日から1月24日にかけてスイスを訪問し、世界経済フォーラム総会(通称「ダボス会議」)に出席いたしました。 ダボス会議では、世界のモビリティ分野におけるリーダー達が集まる場である「グローバル自動運転・都市交通カウンシル」に共同議長として参加し、自動運転やMaaS等について我が国の立場を発信しつつ、各国の関係者との意見交換を行いました。 |
「グローバル自動運転・都市交通カウンシル」では、いわゆる第4次産業革命と呼ばれるAI等の技術革新が、自動運転やMaaSといった新モビリティの今後の展開を加速化させることを踏まえ、自動運転・都市交通に関する主要な論点や優先課題、カウンシルが今後果たすべき役割や活動はじめ幅広いテーマについて、活発な議論が行われました。石井大臣は、
[1]政府の役割として「自動運転を前提とした新たな規制・制度の設計」、「シームレスな交通結節点等のインフラ整備」、「データの共有・活用を可能とする環境整備」等が重要
[2]カウンシルが今後の活動を進めていく上で、
・データのアクセシビリティの向上など官民連携
・自動運転車の国際的な安全基準の策定やサイバーセキュリティなど国際協調
・安全で安心できる質の高いモビリティサービスの提供や地方部への考慮など「利用者中心」
の3つの観点を重視すべき
といった点を主張するとともに、モビリティ分野の各国のリーダーと意見交換を行いました。
石井大臣の発表内容は別紙のとおりです。
グローバル自動運転・都市交通カウンシル
(自動運転・都市交通プロジェクト責任者ミッシェル・エイバリー氏及び世界経済フォーラム マネージングディレクター・リチャード・サマンズ氏と)
ダボスのコングレス・センター前でインド放送局の取材を受ける石井大臣
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