令和元年12月12日
12月10日(火)に開催された第5回ASEM交通大臣会合に和田国土交通大臣政務官が出席しました。同会合では、デジタル化に向けた技術開発の重要性、環境に優しい交通の重要性などが盛り込まれた第5回ASEM交通大臣会合共同コミュニケに合意しました。またリトアニアとのバイ会談において、交通分野における協力の覚書に署名しました。
1.第5回ASEM交通大臣会合
令和元年12月10日(火)にハンガリー・ブダペストにおいて第5回ASEM交通大臣会合が開催され、日本から、和田国土交通大臣政務官が出席しました。
同会合では、各国からの参加大臣等の間でアジアと欧州の交通連携を始めとする交通分野に関わる課題に関する議論が行われるとともに、デジタル化に向けた技術開発の重要性、環境に優しい交通の重要性などが盛り込まれた第5回ASEM交通大臣会合共同コミュニケに合意しました。
和田国土交通大臣政務官は、MaaSや自動運転など我が国における交通のデジタル化に関する先進的な取組を紹介するとともに、自動運転に関する国際的な安全基準の策定に向けて参加国への協力を呼びかけました。また、我が国における交通分野の脱炭素化に向けた先進的な取組や、国際海運・国際航空における脱炭素化に関する我が国の貢献などを紹介しました。
合わせて、リトアニアの交通担当副大臣、International Transport Forum(ITF)の事務局長及びポーランドのインフラ担当副大臣とバイ会談を実施しました。
2.参加大臣等とのバイ会談
(1)リトアニア:ギティス・マジェイカ運輸通信副大臣と会談し、鉄道や港湾等の交通インフラにおける2国間の協力について意見交換を行いました。また、交通分野における両国の協力をさらに促進するため、交通分野における協力の覚書を作成し、和田政務官とマジェイカ副大臣が署名しました。
覚書の概要
[1]道路、鉄道、海事、航空等の交通インフラ全般において、協力を進める。
[2]交通分野における効果的、効率的且つ持続可能な解決策に関する知識、経験及び、ビジョンを共有する。交通分野を所掌する省庁間、大学及び研究機関の間で経験の交換を促進する。
[3]交通分野のプロジェクトへの参画、両国のビジネス間の協力を促進する。
(2)ITF:キム・ヨンテ事務局長と会談し、我が国とITFとの協力関係について意見交換を行いました。
(3)ポーランド:ラファル・ウェバーインフラ省副大臣と会談し、両国間のインフラ開発に関する協力のあり方について意見交換を行いました。
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[各国大臣等のフォトセッション]
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[大臣会合の様子]
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[プレゼンする和田政務官]
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[リトアニアとのバイ会談]
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[リトアニアとの覚書の署名]
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[ITFとのバイ会談]
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[ポーランドとのバイ会談]
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