令和4年7月22日

7月21日(木)にテレビ会議にて開催された「日ASEAN次官級交通政策会合」では、「日ASEAN交通連携」に基づく協力内容等について議論しました。 　今後、本年10月開催予定の「日ASEAN交通大臣会合」において、新規協力案件や成果物等について、承認を求めることとなります。

国土交通省では、「日ASEAN交通連携」^*1に基づき、我が国とASEAN加盟国^*2との間の交通
分野における連携をさらに強化するため、「日ASEAN次官級交通政策会合」を開催しています。
今次会合では、本年10月に開催予定の「第20回日ASEAN交通大臣会合」に向けて新規協力案件
や成果物等について議論しました。

＊１ 2003年に創設された交通分野における我が国とASEANの協力枠組み
＊２ ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、
フィリピン、シンガポール、タイ及びベトナム

■合意事項
(1) 新規プロジェクトの大臣会合への提案
「日ASEAN交通連携」の下でASEANにおける「質の高い交通」をさらに推進する
ため、我が国より以下の新規プロジェクトの実施を提案し、第20回日ASEAN交通
大臣会合で承認を求めることで合意しました。

• 「日ASEAN航空セキュリティ計画」の策定

 
(2) プロジェクト成果の大臣会合への報告
「日ASEAN交通連携」の下で本年取りまとめが予定されている以下の２つの成果物
について、第20回日ASEAN交通大臣会合に報告し承認を求めることで合意しました。

• 港湾セキュリティ行動計画に基づく保安マニュアル付属資料（優良事例集）
• 橋梁維持管理技術 共同研究プロジェクトに基づく技術資料

■その他

• 脱炭素に向けた国土交通省の取組である「国土交通グリーンチャレンジ」が紹介されました。
• 東京工業大学の花岡伸也教授より、「ASEAN単一航空市場の影響と将来」と題した基調講演が行われました。

■開催概要
別紙参照