令和5年7月25日
7月19 日(水)に開催された「日ASEAN 次官級交通政策会合」では、
「日ASEAN 交通連携」に基づく協力内容等について議論しました。
今後、本年11 月開催予定の「日ASEAN 交通大臣会合」において、
新アクションプランや新規協力案件等について、承認を求めることとなります。 |
国土交通省では、「日ASEAN 交通連携」*1に基づき、我が国とASEAN 加盟国*2との間の
交通分野における連携をさらに強化するため、「日ASEAN 次官級交通政策会合」を開催しています。
4 年ぶりの対面開催となった今次会合では、本年11 月に開催予定の「第21 回日ASEAN 交通大臣会合」に向けて
新アクションプランや新規協力案件等について議論しました。
*1 2003 年に創設された交通分野における我が国とASEAN の協力枠組み
*2 ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ及びベトナム
■合意事項
(1) 新アクションプランの大臣会合への提案
日ASEAN 友好協力50 周年の節目となる本年、日ASEAN 交通連携の今後の方向性を示す新アクションプランを策定すべく、
今後議論を深め、本年11 月に開催される第21 回日ASEAN 交通大臣会合で承認を求めることで合意しました。
(2) 新規協力案件の大臣会合への提案
日ASEAN 交通連携の下でASEAN における「質の高い交通」をさらに推進するため、
我が国より航空交通システム、港湾技術共同研究、港湾保安、船舶通行サービス等の新規プロジェクトの実施を提案し、
第21 回日ASEAN 交通大臣会合で承認を求めることで合意しました。
(3) 協力案件の成果の大臣会合への報告
日ASEAN 交通連携の下で本年取りまとめが予定されている航空分野及び海上交通分野における成果物について、
第21 回日ASEAN交通大臣会合に報告し承認を求めることで合意しました。
■その他
[1] 最近の国土交通省の取組として、持続可能な航空に関する政策を紹介しました。
[2] 日ASEAN 友好協力50 周年記念講演と題して、東京海洋大学の兵藤哲朗教授より、
サプライチェーンの持続可能性に関する講演が行われました。
■開催概要
別紙参照
記念撮影 会合の様子(日本側)