報道・広報

「第9回日ASEAN次官級交通政策会合」の結果について

平成23年6月15日

 我が国とASEAN各国との交通分野における連携を促進するため開催された「第9回日ASEAN次官級交通政策会合」の結果をお知らせします。

■日時  6月14日(火) 9:00~16:40
■場所  かがわ国際会議場(香川県高松市)
■参加国・機関  ASEAN加盟10か国※、ASEAN事務局及び日本(別紙1参照)
        ※ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、
         ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム
■本会合での主な討議・合意事項
(1) 物流に関する協力の推進
 冒頭、流通経済大学の矢野裕児教授の基調講演により、物流における効率化や環境対策等に関する日本の取組み事例の紹介が行われました。
 ASEAN地域においては、経済発展に伴う域内における物流量の急激な増加を背景として、安全かつ環境に優しい物流システムの構築が求められています。このため、我が国は物流分野の協力を推進する「日ASEAN物流パートナーシップ」を提案しました。   
 今後さらに検討を進め、本年11月頃に開催される「第10回日ASEAN交通次官級会合」及び「第9回日ASEAN交通大臣会合」で承認を求めます。
(2)日ASEAN交通連携の下での活動
 昨年11月の「第8回日ASEAN交通大臣会合」で承認された、ASEANにおける安全で環境に優しい自動車の普及を目指す「日ASEAN自動車基準・認証制度に関する協力プログラム」等、日ASEAN交通連携の下で実施している物流、安全・安心、環境及び共通基盤の各分野の活動に関する進捗状況、成果及び今後の予定を確認しました。その中で、我が国とASEAN各国が協働して各国における交通分野の環境対策を策定する「日ASEAN交通分野における環境に関する行動計画」に関して、フィリピン及びミャンマーから現状の取組と今後の計画について発表がありました。

■その他
・ASEANが策定した「ASEAN連結性マスタープラン」及び「ASEAN戦略的交通計画2011-2015(ブルネイ・アクションプラン)」について、
 その内容及び日本の支援が紹介されました。
・香川県における交通及び産業に関する取組みが紹介されました。

添付資料

別紙1(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際業務室国際協力官 薮中 克一
TEL:(03)5253-8111 (内線25925) 直通 (03)5253-8319 FAX:(03)5253-1561
国土交通省総合政策局国際業務室国際協力第二係長 中尾 和也
TEL:(03)5253-8111 (内線25922) 直通 (03)5253-8319 FAX:(03)5253-1561

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