平成23年8月1日

7月29日（金）、東京の三田共用会議所において、「第2回日インドネシア交通次官級会合」及び鉄道、港湾、航空分野での分野別会合が開催されました。
次官級会合では、大口清一国土交通審議官及びバンバン・スサントノ・インドネシア運輸副大臣の共同議長の下、積極的な意見交換が行われ、ＭＰＡ（首都圏投資促進特別地域）関連案件等のジャカルタ首都圏のインフラ整備など、交通分野において両国間の協力を推進していくことが確認されました。分野別会合では、交通安全対策や具体的なプロジェクト等に関して意見交換が行われました。
交通次官級会合の議事概要は以下のとおりです。

○　議事概要
（１）日本側から、東日本大震災直後から現在に至る、交通インフラの復旧状況及び政府の対応について説明を行った。インドネシア側より、過去の地震・津波などの経験などの紹介があり、今後とも交通分野における災害対策について協力していくことを確認した。
（２）インドネシア側から、同国国内及びジャカルタ首都圏における港湾、鉄道、空港等のプロジェクトについて、将来に向けた計画や個別の進捗・課題等の説明があった。我が国からは、同国のプロジェクトへの我が国官民の関心を表明するとともに、我が国の交通分野におけるＰＦＩ・ＰＰＰ活用事例など、我が国の経験について説明を行った。
（３）次回については、来年のしかるべき時期にインドネシアにおいて開催することとなった。
以上