平成25年2月15日
インド政府が優先的に整備を計画している高速鉄道第一路線(ムンバイ~アーメダバード間)の起点都市であるグジャラート州アーメダバードにて、インド側関係者に対し新幹線の優位性を示す内容のセミナーを開催しました。国土交通省からは、梶山国土交通副大臣他が出席し、高速鉄道のトップセールス等を行いました。
また、首都デリーにて、バンサル鉄道大臣、ナート都市開発大臣、チランジーヴィ観光大臣、ディクシット・デリー準州首相と各分野における日印協力について協議し、相互の理解を深めました。
(1)開催日程・開催地
平成25年2月11日(月) 10:00~14:00
インド共和国・アーメダバード(Courtyard Marriott Ahmedabad)
(2) 議事次第
・主催者挨拶(梶山国土交通副大臣等)
・インド側要人によるスピーチ(モディ・グジャラート州首相等)
・日本の鉄道技術に関するプレゼンテーション
※隣室にて、パネル・模型等の展示会を開催
(3) 主な参加者
日本側:梶山国土交通副大臣、大橋川崎重工業会長、石司JR東日本副社長、鷲頭運輸政策研究機構副会長 等
インド側:モディ・グジャラート州首相、マトゥール鉄道省局長、ジョティCII (Confederation of Indian Industry) 鉄道部門前会長 他
(4) 主な内容
日本側から、新幹線の整備スキーム、経済効果、安全に関する技術等についてプレゼンテーションを行い、新幹線の優位性やインドにおける高速鉄道整備の可能性等について理解の促進を図りました。セミナー会場では、新幹線技術等について理解を深めるための展示を実施しました。
インド側からは、多くのご質問をいただき、活発な議論が行われました。
(1)モディ・グジャラート州首相
グジャラート州における高速鉄道整備、鉄道生産拠点整備、人材育成等について意見交換を行いました。
(2)バンサル鉄道大臣
インド高速鉄道への新幹線方式の導入について協議を行いました。
(3)チランジーヴィ観光閣外大臣
日印観光交流の促進のため、官民からなるフォーラムの設置等について協議を行いました。
(4)ディクシット・デリー準州首相
デリーにおけるモノレール整備や水処理計画へのわが国の協力について意見交換を行いました。
(5)ナート都市開発大臣
モノレールセミナーの開催、ムンバイ等メトロへの円借款、ITSの技術的支援について協議を行いました。
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