平成25年2月22日
国土交通省は、ミャンマー海事大学と連携して、同大学で物流を学んでいる学生などを対象として、日本の優れた物流システムに関して体系的な講義を実施する「物流人材育成モデル事業」を下記のとおり実施しましたので、その概要をお知らせします。
東海大学の石原教授より、国内物流、サプライチェーン・マネジメント、サードパーティ・ロジスティクス、ITシステムの活用、国際物流まで幅広い内容で、最先端の物流に関する講義が行われました。
特に、国際物流に関する講義を熱心に受ける様子が伺われ、また、質疑応答では、石原教授と受講生の間で荷主と物流事業者の関係について白熱した議論が行われる一幕もありました。
なお、今回の講義は、ASEAN地域の物流人材育成を図るために行ったモデル事業であり、今回の講義を通じて得た教訓を基に今後より良い事業としていくため、受講生に講義に対する率直な意見、感想を求めるアンケートを実施しました。
(参考)
当事業は、2011年の「第9回日ASEAN交通大臣会合」にて承認された「日ASEAN物流パートナーシップ」の取り組みの一つとして、ASEAN諸国の教育機関と日本の物流関連の有識者及び物流事業者等が連携し、ASEAN諸国において、将来の物流を担う若手の人材育成を支援し、物流サービスの質を総合的に向上させる取組みを推進するためのモデル事業を実施するものです。
1.日時:平成25年2月19日(火)~20日(水)
2.場所:ミャンマー海事大学内アセンブリー・ホール(於:ヤンゴン)
3.出席者:
日本側:鶴田浩久 国土交通省大臣官房参事官(地域戦略)ほか
(講師)石原伸志 東海大学海洋学部教授
ミャンマー側:Dr.Myat Lwinミャンマー海事大学学長ほか
(受講生)ミャンマー海事大学の大学生、大学院生等(約120名)
4.講義内容
(1)国内物流、サプライチェーン・マネジメント
(2)サードパーティ・ロジスティクス(3PL)
(3)ITシステムの活用
(4)国際物流
5.その他
今年度は、平成25年3月11日~15日にベトナム海事大学との連携による「物流人材育成モデル事業」を開催する予定です。
報道発表資料(PDF形式)
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