報道・広報

石井国土交通大臣のラオス・ビエンチャン出張について
(ラオス要人との会談及びビエンチャン国際空港ターミナル拡張事業起工式への出席)

平成27年12月29日

 石井国土交通大臣は、12月27日から29日までラオスに出張し、ビエンチャン国際空港ターミナル拡張事業起工式に出席するとともに、トンシン首相やブンチャン公共事業運輸大臣と会談しました。次のとおり概要をお知らせします。

1.ビエンチャン国際空港ターミナル拡張事業起工式への出席(12月28日)
 石井大臣は、ブンチャン公共事業運輸大臣の列席の下、ビエンチャン国際空港ターミナル拡張事業起工式に出席しました。式典では、ブンチャン公共事業運輸大臣から、日本ラオス外交関係樹立60周年等節目の年に、拡張事業に着手することは意義深いことであり、我が国の質の高いインフラに対する期待の言葉が述べられました。また、石井大臣は、我が国の優れた技術を用いた同拡張事業が、日ラオス両国の友好関係を深め、地域全体の連結性の強化につながる重要性を表明しました。

2.トンシン首相との会談(12月28日)
 トンシン首相より、日本からのこれまでの協力に感謝するとともに、ラオスには、今後とも多くのインフラ需要があることから、人材育成を含め、引き続き日本からの協力を要請されました。これに対し、石井大臣は、本年末のASEAN経済共同体設立後、最初のASEAN議長国となるラオスに対して、今後の発展を期待するとともに、協力関係を深めていきたい旨伝えました。
 また、ラオスの社会経済の発展に必要なインフラ整備に対し、石井大臣は我が国の技術と経験を活用し、質の高いインフラ整備に積極的に協力することを提案し、両者は両国間の協力関係を強化していくことで、一致しました。

3.ブンチャン公共事業運輸大臣との会談(12月28日)
 ブンチャン公共事業運輸大臣より、日本から支援を受けたプロジェクトを紹介するとともに、これまでの日本の貢献に対し謝意が述べられました。その上で、人材育成の強化や、中長期的な視野にたったインフラ整備に向けた協力要請がありました。
 石井大臣は、日本とラオスの協力関係をより強いものにしたいと述べるとともに、ラオス側の要請について検討する旨伝えました。また、ビエンチャン空港の拡張や、第2メコン橋建設や国道9号改修など、地域の連結性強化に協力してきたことを指摘するとともに、これからも「質の高いインフラ整備」について協力し、ASEAN地域全体の経済発展に貢献していく所存である旨説明しました。
 今後ASEANの経済統合に伴い、広域物流を担う幹線道路網や空港など国境を越えた地域連結性の強化がますます重要性となることについて、ラオス側と意見交換を行い、引き続き、協力関係を強化していくことで一致しました。

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際政策課 堀、鈴木、浦木
TEL:(03)5253-8111 (内線25902, 25924, 25922) 直通 03-5253-8318  携帯 080-3177-7490[鈴木] FAX:03-5253-1561
国土交通省総合政策局海外プロジェクト推進課 藤井
TEL:(03)5253-8111 (内線25807) 直通 03-5253-8315 FAX:03-5253-1562
国土交通省航空局航空ネットワーク部空港施設課 長谷川
TEL:(03)5253-8111 (内線49254) 直通 03-5253-8717 FAX:03-5253-1658

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