平成29年3月27日

3月21日（火）、カンボジア・プノンペンにおいて、自動車登録・検査制度の改善と自動車整備士の育成をテーマとしたセミナーを開催しました。 また、掛江 大臣官房審議官(国際)は、イット・ソムヘーン労働職業訓練大臣及びスン・チャントール公共事業運輸大臣をそれぞれ表敬し、 主に自動車登録・検査・整備に関する協力について意見交換を行いました。

　１．イット・ソムヘーン労働職業訓練大臣との会談 [3月20日(月)]
　カンボジアにおける自動車検査制度の改善や自動車整備の人材育成について、これまでの両国の協力内容を共有するとともに、外国人技能実習制度を活用した自動車整備士の育成について意見交換を行い、今後、民間企業とも連携した協力を強化していくことを確認しました。
 
　２．スン・チャントール公共事業運輸大臣との会談 [3月21日(火)]
　カンボジアにおける自動車登録・検査制度の改善に加え、港湾、下水道、都市交通、道路・橋梁等の分野における両国のこれまでの協力を確認するとともに、今後、更に協力関係を強化していくことを確認しました。
 
　３．日カンボジア自動車整備士育成セミナー [3月21日(火)]
出席者：[日本側]　　　　掛江 大臣官房審議官(国際)　他
　　　　　[カンボジア側]　ピッチ・ソフォアン 長官　他
場所：プノンペン　サンウェイホテル
概要：　カンボジア側より、同国での自動車整備士育成の現状について発表があり、続いて日本側より、車両登録・検査制度の改善、自動車整備士育成、カンボジア内で実施されている日本企業の具体的な取組内容について発表があった。日カンボジア両国関係者の交流を通じ、自動車分野における両政府間の協力及び技能実習制度を活用した日本企業の協力について強化が図られた。
セミナーには、労働職業訓練省、公共事業運輸省、自動車分野の職業訓練学校、また現地の日本企業等、総勢120名程度が参加した。