牧野国土交通副大臣は、９月２６日（火）から９月２８日（木）まで、インドネシアに出張し、同国バリ島にて開催された第４回ＡＳＥＭ交通大臣会合において、アジアと欧州の交通連携を始めとする交通分野に関わる課題について、各国からの参加大臣等と議論をし、これらがバリ宣言として取りまとめられました。合わせて、インドネシア及びミャンマーの交通担当大臣とバイ会談を実施しました。

 
１．第４回ＡＳＥＭ交通大臣会合
　牧野副大臣は、メコン地域での国境を超えた交通インフラ整備支援、質の高いコールドチェーン物流の形成支援、ＬＮＧバンカリングネットワークの形成等我が国のアジア・欧州の交通連携に向けた取り組みを事例紹介し、質の高い交通・物流ネットワークの構築の重要性を訴えました。
　これを受けて、本会合で取りまとめられたバリ宣言においても、交通体系の質、信頼性、持続可能性及び回復力の向上の必要性等が盛り込まれました。
 
２．参加大臣とのバイ会談
（１）インドネシア：ブディ・カリヤ・スマディ運輸大臣と会談し、インドネシアにおける都市・高速鉄道や港湾等について、引き続き連携して進めていくことを確認しました。
（２）ミャンマー  ：タン・ズィン・マウン運輸・通信大臣と会談し、ミャンマーにおける空港や都市開発等について、引き続き連携して進めていくことを確認しました。
 
【参考】ＡＳＥＭ加盟国
○アジア：
インド、インドネシア、オーストラリア、韓国、カンボジア、シンガポール、タイ、中国、日本、カザフスタン、ニュージーランド、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス及びロシア並びにASEM事務局（全21カ国と1機関）
○欧　州：
アイルランド、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、クロアチア、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア及びルクセンブルク並びに欧州連合（30カ国と1機関）

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