平成20年7月10日
国土交通省は、復興まちづくり、建築物の耐震、道路防災、橋梁の耐震、ダムの安全基準等の分野の専門家である職員・研究員等8名を、6月29日(日)から7月4日(金)まで中国に派遣しました。
日程前半の6月29日(日)から7月1日(火)には、「中国四川省大地震復興支援政府調査団※」に参加し、中国住宅・都市農村建設部、科学技術部及び地震局、水利部、交通運輸部等関係機関との協議及び現地視察を実施しました。
※ 外務省の小原アジア大洋州局参事官を団長とし、外務省、国土交通省等12の府省庁と 関係機関から28名が参加。
※ 7月9日(水)の福田総理と胡錦濤国家主席との日中首脳会談において、中国四川省における大地震の復興計画について、調査団と中国関係部局との協議結果も踏まえ、日中間の協力を推進していくことで一致したところ。
日程後半の7月2日(水)から7月4日(金)には、中国住宅・都市農村建設部より各分野の専門家とより技術的な意見交換を行いたい旨の協力要請があったことを受け、国土交通省調査団として、四川省建設庁、綿陽市等関係機関と、今後の協力の方向性に関し専門家による技術的意見交換を実施し、あわせて現地の被災状況調査を実施しました。
今般の協議や意見交換の場で示された中国側関係機関からの要望等については、中国側関係機関、国内関係機関等と連携し、個別に具体的協力を推進ないし検討していきます。
詳細は別添をご覧ください。
別添(PDF形式)