中国政府は、四川省大地震の復興計画策定の参考とするために、７月２７日（日）から８月２日（土）まで、仇保興（きゅうほこう）住宅都市農村建設部副部長を団長とする一行４４名の訪日視察団を派遣します。同視察団は、滞日中、外務省、国土交通省他我が国の地震復興関係省庁、新潟県及び兵庫県を訪問し、関係者との意見交換や復興・防災施設等を視察する予定です。

 

　　国土交通省としては、当視察団訪日に際し、中国の地震復興に関する以下の協力を行います。

 

　　　・社会資本分野における災害からの復興のノウハウ等について、中国側と意見交換を行います。

　　　・社会資本の耐震基準や技術指針等の資料を提供します。

　　　・省内に設置されている防災センターを紹介し、国土交通省の防災体制について解説します。

　　　・我が国の耐震改修技術の例として、庁舎に適用された免震改修技術を紹介します。

　　　・新潟県中越地震からの復旧・復興について、新潟県や長岡市等と連携しつつ、現地において北陸地方整備局から情報提供を行います。