この度、日本国国土交通省、インド国都市開発省および国際協力機構インド事務所と共同で、「日印水環境ワークショップ」が下記のとおり開催されました。

　日本側からは日本の下水道政策および民間企業の持つ先進の下水道技術について紹介し、 インド側からはインドの下水処理場の状況と河川水質などの状況報告が行われ、今後の具体的な技術協力等について意見交換が行われましたのでお知らせいたします。

 

　　　　　　　　　　　　　記

 

１．日　程　：　平成２１年２月１１日（水）

２．場　所　：　インド国　国際会議場「ヴィギャン・バーワン（Vigyan Bhawan）」（ニューデリー）

３．主　催　：　日本国国土交通省、インド国都市開発省、国際協力機構インド事務所

４．出席者　：

　【日本側】

　国土交通省総合政策局　名波国際建設管理官

　都市・地域整備局下水道部　石井下水道技術開発官

　日本下水道事業団

　財団法人下水道新技術推進機構

　国際協力機構インド事務所

　民間企業　

 

　【インド側】

　都市開発省　ラマチャンドラン次官

　環境森林省　カプール課長　他

 

５．議　題　：

 ・日本の下水道政策について

 ・インドの下水道政策について　他

 

 

６．開催結果　：

・日本側から紹介した下水道技術のインド国内での適用可能性の検討を進める。　

（インド側より提案）

体制

  【インド側】　都市開発省内にグループを作り検討。

  【日本側】　　国土交通省国際建設推進室及び下水道部が連携し、インド側をサポート。

 

期限

 　第３回都市開発に関する日印交流会議開催までに結論を得ることを目指す。

 

７．開催までの経緯（参考）　：　

・平成１８年７月　インド国都市開発省にて、北側国土交通大臣とレディ都市開発大臣が会談

                     インド国の都市課題に関し、都市開発・都市交通の実務者レベル協議体の設置について合意。

・平成１９年５月　冬柴国土交通大臣とレディ都市開発大臣との間で覚書締結

                     「都市開発に関する日印交流会議」創設、年１回の会議開催について合意。

・平成１９年６月　第１回　都市開発に関する日印交流会議会議（東京）

                     持続可能な都市開発や、下水道整備、都市交通などをテーマとする実務者レベルの検討の枠組みの必要性を議論。

・平成２０年６月　第２回　都市開発に関する日印交流会議会議（インド・デリー）　　　　　　　　

                      「水分野」、「都市開発」、「都市交通」の３分野での議論を踏まえ、一層の協力を検討していくための協力分野が特定された。

・平成２１年２月　日印水環境ワークショップ（インド・デリー）