平成21年2月20日
1.趣旨
2005年2月に京都議定書が発効し、既に第1約束期間が始まっている中で、先進各国に対しては、さらなる温室効果ガス削減対策が求められているところであり、その有効な削減対策の一つとして、京都議定書第12条に規定するCDM(クリーン開発メカニズム)の活用が見込まれている。
こうした中で、我が国との関係が強く、国家的にCDM事業に熱心で日系企業も進出しているインドネシアにおいて、社会資本整備分野におけるCDM事業への理解の一層の促進と拡大を図るために、CDMを活用したインフラ整備手法のセミナーを開催する。
日インドネシア建設会議については、過去3回会議を開催し、第1回会議においては、今回と同様CDMをテーマに会議が開催され、これを契機にインドネシア公共事業省の協力を得て、ジョグジャカルタでのCDM事業化が実現したところである。今後、CDMによるインフラ整備を通じ、地球温暖化とさらなる両国の協力関係を深めるため、本会議を開催するものである。
2.日時場所
日時 : 平成21年2月25日(水) 9:00~
場所 : ジャカルタ市内 ホテル・ニッコー・ジャカルタ
3.参加予定者
(1)日本側
国土交通省 榊 国土交通審議官 他
外務省 前田 在インドネシア日本国大使館公使
在インドネシア 日系建設企業 等
(2)インドネシア側
公共事業省 ジョコ公共事業大臣 他
環境省、地方公共団体 等
4.セミナー内容(案)
(1)日本側
環境改善プロジェクトとCDMの活用について講義予定
(2)インドネシア側
インドネシアにおける環境政策とCDM事業の現状及び今後の取組について講義予定