平成21年11月4日
国土交通省は、ブータン国内務文化省等の防災関係省と、水・土砂災害に関する防災対策について、両国の間で知見や経験の共有を図り、この分野における協力関係を一層高めるため、(独)国際協力機構と連携して、下記のとおり日ブータン防災ワークショップを開催いたしました。
日本からは、日本の水・土砂災害への取組み、ヒマラヤ諸国における地域根ざした防災対策のあり方および(独)国際協力機構による氷河湖調査の経過等を紹介し、ブータン国からは氷河湖決壊洪水への取組み等について報告が行われました。
これら発表・意見交換を受け、両国間の水・土砂災害に関する防災技術協力を推進していくことが確認されました。
1.開催日時・場所:10月28日(水)・ブータン国 ティンプー市内
2.参加者
【日本側】
国土交通省 名波国際建設管理官、菅係長
弘前大学 地域環境工学科 桧垣教授
(独)国際協力機構 小森専門家(名古屋大学特任助教)
ブータン事務所
【ブータン側】
内務文化省防災管理局 ナムゲイ ワンチュク局長
経済省地質鉱山局 イェシ ドルジ局長代理 他
3.発表内容:
【日本側】
日本の水・土砂災害への初動対応について
ヒマラヤ諸国における地域に根ざした防災対策
ブータンにおける氷河湖調査
【ブータン側】
ルナナ地方トルトミ湖における氷河湖決壊洪水のリスク軽減について 他
091104 日ブータン防災ワークショップの開催結果案内(PDF形式)