平成22年3月4日
国土交通省ではインドネシア国公共事業省とともに、日本とインドネシア両国のサニテーション分野における事業や施策に関する理解の促進、情報の共有とともに、今後の両国の交流促進を図るため、「日インドネシアサニテーションセミナー」をインドネシア国内にて開催しました。
インドネシア国からは公共事業省人間居住総局ブディ・ユウォノ総局長がご出席され、日本側は国土交通省、環境省の他、日本サニテーションコンソーシアム(JSC)、下水道グローバルセンター(GCUS)等が出席しました。
日本とインドネシア両国から、各々の自国の下水道などのサニテーションに関する施策や取り組みの紹介や、意見交換が行われました。インドネシアからは、昨年策定されたサニテーション5ヶ年計画の今後の展望や、自治体(スラカタ市)の下水道等汚水処理施策の現状と展望が紹介されました。日本からは、サニテーション問題を解決するための下水道事業のノウハウや浄化槽による分散型の汚水処理の取り組み・技術を紹介するとともに、汚泥の活用技術や膜処理による水の再生など汚水処理の技術を紹介しました。
1. 日 程 : 2010年2月23日(火)
2. 場 所 : インドネシア国ジャカルタ(公共事業省内会議室)
3. 主 催 者 : 日本国国土交通省・インドネシア国公共事業省 (協力:日本国環境省)
4. 主席者数 : 80人程度
5. 主な出席者 : 〔日本側〕国土交通省総合政策局 名波国際建設管理官
国土交通省都市・地域整備局下水道部 佐々木流域管理官
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部 松田室長補佐
JSC
GCUS
JICAインドネシア事務所 等
〔インドネシア側〕公共事業省人間居住総局 ブディ・ユワォノ総局長
下水道事業管理者フォーラム(FORKALM) 等
日インドネシアサニテーションセミナーの開催結果(PDF形式)