報道・広報

「第4回 都市開発に関する日印交流会議」開催結果について(お知らせ)

平成22年6月22日

 国土交通省は、インド国都市開発省とともに、2007年5月に結ばれた「都市開発分野に関する協力に係る日本国国土交通省とインド国都市開発省との間の了解覚書」に基づき、「第4回 都市開発に関する日印交流会議」を、下記のとおり開催しましたので、お知らせします。

                                                        記

1.日 程 : 平成22年(2010年)6月17日(木)


2.場 所 : ビガンバワン国立国際会議場(インド・ニューデリー)


3.主 催 : 日本国国土交通省、インド国都市開発省


4.プログラム : 開会式 
           [1]水環境分科会
           [2]都市開発分科会         
           [3]都市交通分科会         
           閉会式


5.参加者 : 
(日本側)甲村技監ほか、水環境分野、都市開発分野、都市交通分野の関係者(国土交通省職員、JICA、民間企業等) 
(インド側)都市開発省ラマチャンドラン次官ほか、下水道、高速道路、地下鉄整備等に関わる政府、公社等職員


6.経 緯 :
 平成19年5月に「都市開発分野に関する協力に係る日本国国土交通省とインド国都市開発省との間の了解覚書」を締結し、「都市開発に関する日印交流会議」の創設と年1回の開催について合意。その後、両国交互で開催されており、今回が第4回会議。


7.会議結果概要 :
・ 水環境、都市開発、都市交通の各分科会においては、日印双方より、具体的な技術・プロジェクト等について意見交換を実施した。各分科会での議論を経て、両者は、都市開発分野における日本国国土交通省とインド国都市開発省の相互協力の重要性とともに、インフラプロジェクトの具体化の重要性を再認識した。
・ 国土交通省は、インドにおけるAGT、LRT、モノレール等の導入に関するワークショップをインドで開催することを提案した。都市開発省はこれを受諾するとともに、詳細を調整する協議を開始することとした。
・ 国土交通省は、公共交通指向型都市開発(TOD)に関する具体的な都市開発プロジェクト協力についても提案し、都市開発省は関係機関とともに前向きに検討する意図を表明した。
・ 両者は都市圏におけるITSの重要性、ハイデラバード外環がITS分野における日印協力の鑑となることを認識した。
・ 国土交通省はインドの様々なレベルにおける、衛生向上計画に関する支援を行う用意があるとともに、両者は、都市開発省が実施中のもの以外にも、衛生・再生水技術に関するさらなる協力に向けた具体的プロジェクトの探求に係る協力に合意した。
・ 国土交通省は第5回会議を2011年に日本において開催することを提案し、都市開発省はこれを受諾した。


8.会議開催状況 :

  • ラマチャンドラン次官、甲村技監

  • 会議開催状況

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際建設推進室 奥田、笹木
TEL:03-5253-8111 (内線25-816) 直通 03-5253-8315

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