平成23年2月18日
この度、国土交通省は、カンボジア王国プノンペン都において、カンボジア王国国家防災委員会とともに、「日カンボジア防災・気候変動ワークショップ」を開催いたしますので、お知らせいたします。
カンボジア王国では、近年の気候変動の影響や、2009年の台風16号(ケッツァーナ)の来襲により甚大な被害を受けたこと等から、洪水対策、防災対策へのニーズが高まっています。また、発展を続けるプノンペン都市内での水環境問題が新たな課題として認識されているところです。
このような背景から、両国における洪水対策、防災対策及び水環境問題への対策について情報交換を行うとともに、今後の協力について意見交換を行うことにより、両国の協力関係を一層強化します。また、日本が有する優れた気候変動への適応策・災害対策・環境保全に係る技術や経験に対するカンボジア王国の理解を深めることにより、我が国企業等の海外展開を後押しします。
なお、本ワークショップ前日の2月21日に国際協力機構がプノンペン都において開催する「安全・品質管理セミナー」においても、国土交通省から奥村国際建設技術企画官らが出席し、「日本の公共工事の事業監理について」と題して日本の取り組みを紹介することとなっており、国際協力機構と連携してカンボジアとの協力関係を強化します。
(1)日程 平成23年2月22日(火)
(2)会場 ラッフルズホテル(プノンペン都)
(3)主催 日本国国土交通省、カンボジア王国国家防災委員会
(4)出席者(予定)
[日本側]
国土交通省総合政策局国際建設推進室国際建設技術企画官 奥村 康博
国土交通省総合政策局国際建設推進室国際協力官 山内 洋志
北九州市前建設局下水道河川部長 藤丸 正司
独立行政法人国際協力機構理事 新井 泉
社団法人国際建設技術協会研究第二部長 松木 洋忠
酒井重工業株式会社事業推進部長 小林 耕平
[カンボジア側]
国家防災委員会事務局長 ポー・サミー
国家防災委員会事務局次長 ロス・ソバン
プノンペン都副知事 ヌン・ソメット
※ セミナー等の開催結果については、後日、ホームページ等で公表予定です。